「NEWELITE」を読んで知る「イケてる人」
こんにちは。
ほとんど読書ブログになってますが、今回も読書感想文です。
今回もおすすめされた本です。
ニューエリート グーグル流・新しい価値を生み出し世界を変える人たち
- 作者: ピョートル・フェリクス・グジバチ
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2018/02/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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やはり周りから本をオススメしてもらうと、普段手に取らない良書を読めるのでいいですね。
この記事を読んでいる方もなにかオススメあれば教えてください。
これからの時代の「できる人」について
・仕事を楽しむ
・周りの人と仲良くする(難しいなら社外でも)
・常に成長していることが「成功している」である
・仕事を楽しくするために、自分の健康面やスキルなどを把握する
・やる気があること、積極的であること、興味があることができる人に必要なこと
・前向きで建設的な会話であること
そして本書のキーワードとなるのが「自己実現」
この言葉は、おそらく私たちが思っている意味よりももっと壮大で大きい意味を込めて使われていると感じました。
単に、やりたいことをやるだけじゃなくて、やりたいことをやって「どういう世界にしたいのか」そこまで、先まで考えてこその「自己実現」とのこと。
これらの話題が複数回、色々な状況での話とともに出てくるので、ページ数はありますが、大切なことはそこまで多くない印象です。
「深い質問」「人生をよりよくする質問」を使って建設的な会話・相談をしようという話。
そして「深い質問」をするには相手のこと、相手の住む世界をある程度知っておく必要があることが大切とのこと。
大切なことは頭に残る
だからメモはとらなくていい
と筆者は言います。
そのことをこうしてブログにメモしています(笑)
こういう成功者の本を読んでよく思うのは、「あまりにも筆者の能力や環境と私の能力と環境はかけ離れているから、本に書いてあることは努力目標にはなるけれど、即実践は難しい」という感覚です。保守的です。
内容の多くは、中長期的な目標になりうる素晴らしいものでしたが、一部日本人は大企業に固執しているがスタートアップ企業や中小企業のほうが(いろいろと)素晴らしい点があるというような話をされております。
でもそう思うのは大企業に入社して変わったできる人の筆者だからこそ気づける点なのでは?とかなんとか思いました。
本を読んでなるほど~!とはなりつつも、百聞は一見に如かず、経験して得た知識が自分の血肉になりやすいと思う人間なので、大企業にいる人が大企業よりも中小・起業・スタートアップのほうが・・・見たな話をされてもちょっと納得はできないところがありました。
単なる嫉妬の類かもしれません。後程消すかもしれません。
読了後の感想は「自分の生活との前提がかけ離れていること」でした。こういう世界もあるんだな~というやつです。
そう感じるのは、日本の教育を受けて日本の企業に入って、世界を知らないまま今に至ったことが大きくも思います。
本を読んでいて、おそらく日本の学生は16年かけてもったいない生活をしているんだろうなぁと感じました。
教育制度だけが悪いとは思いませんが、日本は小学校から就職まで、閉塞的であたかも線路の上を歩くような機械的な古い環境なのでしょう。
人生においていろんな選択肢があることを知らないまま 今まで生きてきて、これからもそうあるのだろうなと思います。
小説ではない海外の人の本を読むのが初めてだったので、こんなにショックを受けているのかもしれません。
内容量が多いため、あまりまとめきれませんでした。
巷で言う「イケてる人」の類の考え方を知れるとてもいい本でした。
あと、2年くらいしたらまた読んでみたい一冊でした。